建中寺開山堂(附棟札1枚)・源正公(徳川光友)廟・源正公墓石 附 石灯篭1対・唐門 附 袖壁・築地塀
- 地域
- 東区
- 時代
- 江戸時代前期, 江戸時代中期【開山堂:江戸中期(天明6年) 源正公廟:江戸初期(元禄14年)】
- 文化財の種類
- 建造物
- ゆかりのある人物
-
尾張徳川家
- 所在地
- 〒461-0003
東区筒井1-7-57 - 最寄駅
-
車道駅
- 行き方
地下鉄桜通線「車道」駅から徒歩11分
- 観覧料
- 休館日
- 見学
- 常時
- 市指定年月日
- 平成12.4.19
- 所有者・管理者
- 建中寺
尾張藩主徳川光友が藩祖義直のために創建。源正公廟は、建中寺境内に残された唯一の藩主の墓所。
江戸後期の建築であるが、本堂(市文化財)、霊廟(県文化財)、鐘楼(市文化財)とともに天明年間(1781-89)に再建されている。源正公廟は、本堂後ろの霊廟の西方にあり、東西方向26m、南北方向17m程の短形の敷地をとり、東面している。正門に唐門をおき、両脇に袖壁を出し、その両脇から築地塀が延長され、墓石の周囲を巡っている。唐門は主柱を丸柱、控柱を角柱とし、三ツ斗斗棋をおき、主柱間に冠木長押を通し、桟唐戸を吊り、上部に鏡天井を張っており、妻では虹梁を渡し、蟇股をおいて棟木を支えており、古式を保った格式ある門である。また、唐門の鬼瓦に「元禄十四辛見年二月吉日 勢州山田八日市瓦師井関源太郎光元」とあり、当廟が二代藩主光友が没した翌年に建立されたことがわかる。古図などから判断してもその位置は変わっておらず、建中寺境内に残された唯一の藩主の墓所として貴重な遺構である。
- 所在地
- 〒461-0003 東区筒井1-7-57
- 最寄駅
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車道駅
- 行き方
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地下鉄桜通線「車道」駅から徒歩11分